介護職の夜勤という働き方は、施設の人員や設備の構成などから回数や就業時間が異なります。
特に、夜間に看護師の配置が義務付けられていない施設の場合、入所者の容態が急変した際の対応を介護職員だけで行わなければなりません。
絶えず動きのある入居者の動向に注意を払う事が求められる為、心理的な重圧が掛かる業務の1つとなります。
この為、週に2回以上の夜間勤務が組まれる場合には注意が必要です。
施設によっては、職員の深夜業務の頻度を下げる目的で「夜勤専従」という求人を出す場合があります。
主に深夜帯から翌朝の介護業務を担当させるもので、資格受験の為の通学や、他の仕事との両立を図りたい場合には有効な選択肢となります。
この場合、就業時間の割り当てに注意が必要です。
2日分の拘束時間を1度に割り当てて翌日を公休日にする16時間制と、深夜帯8時間だけを拘束時間とする8時間制のどちらかで組まれる場合があります。
16時間制の場合、主に夕方に施設に入り業務開始となりますので、学業や別の仕事との兼ね合いを重視する場合に自身の都合と衝突してしまう場合があります。
業務では心理的な重圧が予想される上に健康管理にも注意が必要ですが、深夜帯の業務という面から大きな収入が期待できるメリットもあります。
また、施設によっては条件を満たす事で正社員への登用制度を設けている場合もあります。
この制度を活用すれば、資格を取得した後に正社員としての面接を受けるという働き方もできます。
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