介護サービスへの関心が大きく高まる中、夜勤があることへの抵抗感を示すケアマネージャーやホームヘルパーが増えています。
施設運営者にとっては頭の痛い問題となっているのです。
ケアハウスや特別養護老人ホームのオープンの話題が度々のようにクローズアップされており、介護現場の果たす役割の大きさが顕著になっています。
加齢や病気により、身体が思うように動かなくなってしまった人の日常生活をサポートするのがメインの業務です。
些細なことで感情的になる入所者も多く、現場の担い手にとっての苦悩が絶えることはありません。
まさに忍耐が必要な仕事といえるのではないでしょうか。
もちろん、夜勤として現場の仕事に向かうケアマネージャーやホームヘルパーも重責を担うことになります。
深夜早朝といえども、現場から目をはなすことはできません。
事件や事故が起こってからでは遅いことは現場の職員も理解していることです。
ちょっとしたすきにもトラブルや揉め事が発生してしまいます。
常に緊張感を持っての業務になることはいうまでもありません。
課題として浮き彫りになっているのが、夜勤としての勤務をしてくれる職員がなかなか見つからないという点です。
求人雑誌や求人サイトに連日のように掲載しても、思うように人が確保できないのです。
介護ロボットとの存在が取り沙汰されていますが、まだまだクリアしなければいけない問題が山積しています。
人間のサービスを超える日がくることが待ち遠しい限りです。